2025年10月2日放送の林修の今知りたいでしょ3時間SPで、血管を柔らかくするお風呂グーパーが紹介されました。
おしえてくれたのは、老年医学の草分け原田和昌先生です。
お風呂グーパーのやり方
手を握る力の入れ具合と握ったり開いたりするタイミングやスピードが重要です。
1)手をグーっと握ります。
→最大の1/3の力で握るのがポイントです。
2)白くなったらギューっと開きます。
2)手に赤みが戻ったらまたグーっと握ります。
早すぎずほどよいスピードで繰り返しましょう。
心臓が悪い人は半身浴でもいいですが、水圧をかけるために肩までつかるほうがおすすめです。
全身に水圧をかけたほうがNOの分泌が盛んになるそうです。
お風呂グーパーなぜ血管を柔らかくするの?
手を固く握ると血流が滞って白く、開くと血流が回復し赤くなります
このときに血管壁が刺激され、NO(エヌオー)という血管を柔らかくする物質が分泌されます。
握力と心筋、脳梗塞は関連があると言われており、握力が弱いと心筋梗塞や脳卒中といった血管の病気のリスクが高くなるそう。
握力が維持できている人は手を握る回数が多く、NOが分泌され血管が柔らかく保たれていると考えられています。
お風呂グーパーの検証結果
検証してくれたのは、フリーアナウンサーの富永美樹さんです。
検証前の富永さんの血管年齢は実年齢より4歳上の58歳。
一般的な弾力性より少し落ちるという結果でした。
お塩が好きなので、他の人より塩分を多めに摂っているかもしれないと心当たりがある様子。
そのせいか血圧も上が136、下85と高血圧の一歩手前の高値血圧でした。
お風呂グーパーを1週間行った後の血管年齢は50歳へ!8歳も若返りました。
血管は老化していません。弾力性はとてもいい状態ですと判定されていました。
高めだった血圧にも変化が!118/81まで下がっていました。
お風呂グーパーのまとめ
お風呂グーパーについてまとめました。
猛暑のダメージをリカバーするのに大事なのはしっかり湯舟につかること。
お風呂は血流量を増加させ、NOを分泌し血管を柔らかくしてくれます。
お風呂は入るだけでも血管にいいとされていますが、お風呂グーパーを加えるとさらにNOの分泌がUP!
グーパーは脳も刺激するので、認知症予防に効果的という報告もあるそうです。
高血圧は上が140、下が90以上とされていますが、130~139の段階から脳や心血管疾患の発病リスクが2倍以上になるという研究も。
お風呂グーパーを習慣化して、NOを分泌して血管を柔らかくし、脳や心血管疾患の発病リスクを下げていきましょう。
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