2025年9月4日放送のあしたが変わるトリセツショーで、わずかにうなずくだけで首の痛みやこりが改善するうなずきストレッチが紹介されました!
教えてくれたのは、日本大学教授の小山貴之さん、佛教大学の谷田惚亮さん、理学療法士の一瀬裕介さんです。
うなずきエクササイズのやり方
エクササイズは2つあります。
基本姿勢、うなずき方、目線に気をつけて行いましょう。
①椅子に座って行うエクササイズ
1)椅子に座った状態でひざが自然に90度くらいに曲がるように座ります。
2)座面に対して骨盤をまっすぐに立てます。
3)肩甲骨は少し寄せます。
4)目線を下に向けながら頭が動かない程度にわずかにうなずきます。
→頭を前に傾けすぎないように注意しましょう。
目を動かす神経は首の筋肉にもいっているので、目線を動かすことで深層筋に「今から働くんだぞ」と指令がいくそうです。
5)うなずいた状態で10秒キープします。
→難しければ2~3秒から始めてみてくださいね。
5)後頭部を真上に引き上げるような感じで戻します。
1日10回行いましょう。
まとめてやらなくてもOKだそうです。
①寝て行うエクササイズ
1)仰向けになったときにあごとひたいのラインが床と水平になるようにタオルで高さを調整します。
2)座りのエクササイズと同じ要領でうなずきます。
朝と夜10回ずつうなずきましょう。
注意すること
お風呂に入っても痛みがとれない、安静時も痛みが続く場合などは、神経の障害や腫瘍、感染症などの場合も。
エクササイズではなく、医師の診察を受けてほしいとのことです。
首が痛くなる原因
首が痛くなる原因は前かがみの姿勢です。
前かがみの姿勢になると、首の表層筋だけが頑張ってしまい、深層筋がさぼってしまいます。
結果、首の筋肉のバランスが崩れ痛みやコリを感じるようになってしまいます。
うなずきエクササイズが首の痛みやこりに効く理由
さぼっていた首の深層筋のみを目覚めさせるので、首のバランスが正しくとれるようになります。
強くうなずくと、表層筋と深層筋がいっしょに動いてしまい痛みやこりが発生する可能性があります。
しかし頭が動かない程度にごくわずかにうなずくと、深層筋のみが動いてさぼっていた深層筋のみを目覚めさせてくれます。
まとめ
うなずきエクササイズについて紹介しました。
トレーニングしているという実感がないので本当に効くのか心配になるエクササイズですが、番組で挑戦した8人には驚くべき効果が!
5週間後調べると首の稼働域が大きくなり前かがみの姿勢も改善。
首の痛みもひいていました。
うなずきエクササイズは【チンノッドエクササイズ】と言われています。
首に負担をかけない、行っている間も痛みを感じない安全なエクササイズなので、年齢を問わず誰でも簡単に行えます。
世界中で取り入れられているそうですよ。
首の痛みやこりに効果絶大とのことなので、ぜひ試してみてくださいね。