子どもの宿題、いつやるのがいいのかな?
「いつ宿題やるの!?」と毎日同じことを言いたくないですよね。
小学生が宿題をやる時間帯は、あなたと子どもが集中して取り組めるタイミングを選ぶといいですよ。
この記事では、小学生が宿題をいつやるか?おすすめな時間帯をメリットやデメリットを交えて紹介します。
あなたや子どもに合った時間帯が分かるので、集中して宿題に取り組めますよ♪
それぞれの時間帯のメリット、デメリットをさっそく見ていきましょう!
小学生の宿題いつやる?おすすめの時間帯4選
小学生の宿題をいつやるかは、あなたと子どもが集中して取り組める時間帯を選ぶといいでしょう。
小学生が宿題をやるのにおすすめの時間帯は4つあります。
宿題には大人のサポートが必要なものもあるので、親も時間を確保しないといけません。
- 音読
- 九九の時間をはかる
- わからない問題を一緒解く
- サインをしたり、コメントを書いたりする
また小学生全体の7割近くは、宿題に30分から1時間をかけていて、平均は50分くらいというデータもありました。
宿題をやるには、1時間くらい必要ということね。
大人と子ども、両方がしっかり時間をとれるタイミングで宿題をやると、お互いにイライラせず集中して取り組めますよ♪
性格やライフスタイル、やりたいことを明確にして、親だけで決めずに子どもにも話を聞いてみましょう。
「いつやるか」を話し合って決めると子どもも納得するので、自主的に取り組んでくれますよ♪
では、4つの時間帯のメリット、デメリットを早速チェックしていきましょう!
小学生の宿題の時間帯「学校から帰ってすぐやる」
宿題を「学校から帰ってすぐやる」は、取り入れている人が1番多い時間帯でした。
最大のメリットは時間や心に余裕が生まれることです。
しかし、帰宅後予定がある場合は、時間の確保が難しいことも。
小学生の宿題を「帰ってすぐやる」のは、あなたに合う時間帯なのか?早速チェックしてみましょう。
メリットは時間や心に余裕が生まれること
学校から帰ってすぐに宿題をやると、時間や心に余裕が生まれます。
宿題を後回しにすると、忘れてしまったり寝る前に思い出したりして、焦りながらやる可能性も。
やらなければいけないことを先に済ませておくと、心や時間に余裕ができます。
家族のだんらんや好きなことに使える時間が増えると、楽しい気持ちで1日を終えられますよ♪
デメリットは予定があると時間の確保が難しいこと
「友達と遊びたい」「習い事がある」など帰宅後に予定があると、時間の確保が難しくなります。
小学生の子どもは1人で行動できるようになるので、帰ってくるとすぐ遊びにいってしまいませんか?
また、塾や習いごとにその時間をあてている場合も多いですよね。
他の予定があるのに宿題をやらせてしまうと、うわの空になってしまったりイライラしたりすることも。
息子は、放課後1分でも長く友達と遊びたいので、宿題が雑になってしまいました。
無理に取り組ませても習ったことがしっかり復習できていなければ意味がありませんよね。
習ったことをしっかり定着させるためにも、親は段取りや効率にこだわりすぎないようにしましょう。
「帰ってきたらすぐやる」のがおすすめな家庭は?
友達と遊んだり習い事に行ったりする予定がない日は、帰ってからすぐ宿題をやるのがおすすめです。
すぐにやれば、忘れてしまったり疲れたり眠くなったりして、取り組めなくなる心配がありません。
いつもこの時間帯に宿題をしてほしいなら、ルールを作るのもいいですよ。
「宿題と明日の準備が終わったらゲームができる、遊びに行ける」をルールにしている家庭もあります。
遊ぶ時間を少しでも長くしたい子どもは、あっというまに宿題をこなしてくれるかもしれませんね。
小学生の宿題の時間帯「夕食前」にやるメリットやデメリット
学校から帰宅後、習い事や友達との遊びを優先したい場合は、夕食までの時間を使って宿題をやるのがおすすめです。
しかしお腹がすいていると、宿題どころではないかも。
小学生の宿題を「夕食前」にやるのは、あなたに合う時間帯なのか?早速チェックしていきましょう!
メリットは頭が冴えていて集中しやすいこと
満腹より空腹のほうが、頭が冴えているので集中して取り組めます。
お腹がいっぱいになってしまうと、眠たくなってしまいませんか?
食後は、血糖値が上がったり消化活動で、脳に十分な血液が回らず集中力が低下したり眠くなってしまいます。
空腹な状態の「夕食前」は、頭が冴え集中しやすい宿題に適した時間帯です。
また親は夕食の支度をしながら様子を見れ、子どもは安心して宿題に取り組めるのもいいところ!
音読や九九なら、料理を作りながらでも聞いてあげられるね!
小学生の子どもは1人で取り組むより、親がそばにいたほうが、モチベショーンが上がりますよ。
デメリットはお腹がすき過ぎていると集中できないこと
小学生の宿題を「夕食前」にやると、お腹がすき過ぎて集中できないというデメリットがあります。
学校から帰宅して、遊びに習い事に取り組んだ子どもたちは、お腹ペコペコで帰ってきますよね。
うちは帰ってくるなり「お腹すいた~。ご飯なに?」です。
適度な空腹は集中力を高めてくれますが、過ぎると「食べたい!」という気持ちが勝ってしまい宿題に集中できません。
ちょっとしたおやつや飲み物で小腹を満たすか、食欲が満たされた夕食後にやるのがいいでしょう。
また夕食前は、食事の支度や家事で親もとても忙しい時間帯。
料理や家事で手がふさがると、分からない問題を一緒に解けなくなるかもしれません。
ひっ算のやり方や漢字の書き方は料理しながらでは教えられないかも。
子どもの宿題にしっかり付き合いたいあなたは、他の時間帯を選んだようがいいかもしれません。
「夕食前」がおすすめな家庭は?
遊びや習い事は優先したいけれど、宿題はなるべく早く終わらせたいあなたは「夕飯前」の時間帯がおすすめです。
友達と約束がある子どもは、遊びたい気持ちが勝ってしまって宿題になかなか集中してくれません。
私の子どもも2年生からはそうだったので、帰ってからすぐ宿題をやらせるのはあきらめました。
小学生のときに、友達と遊んだり習い事に取り組んだりする経験は、子どもが成長する上でとても大事なことですよね。
子どもの楽しみを尊重すれば、「夕飯前に宿題をする」というルールを受け入れてもらいやすくなりますよ。
この時間帯に宿題を済ませておけば、寝るまでの時間を好きなことに使えるのも嬉しいポイント!
「やるべきことは早く済ませておいたほうが得だよ」と伝えられますね。
小学生の宿題「夕食後」のメリットやデメリット
「夕食後」に宿題をやると、親も子どもも余裕のある時間帯なのでじっくり集中して取り組めます。
家事が一段落すると子どもの宿題にもしっかり向き合えますよね。
しかし疲れや眠気に襲われ、宿題をやれなくなる可能性も。
小学生の宿題を「夕食後」にやるのは、あなたに合う時間帯なのか?早速チェックしていきましょう!
メリットは時間に余裕がありじっくり取り組めること
小学生の宿題を「夕食後」にやると、家事がひと段落しているので、宿題にしっかり向き合えます。
家事をしながらでは教えてあげられなった、算数の解き方や漢字の書き順なども、教えられますよね。
子どもも空腹が満たされていて、宿題に集中して取り組めるため、お互い準備が整っている時間帯です。
1番腰を据えて宿題に取り組めるので、我が家は今は夕食後に宿題をしていますよ。
また、寝る1~2時間前に学習した記憶は定着しやすいと言われています。
九九や漢字を覚えるなどインプットする学習はこの時間帯が向いているといえるでしょう。
デメリットは疲れや眠気で取り組めなくなること
小学生の子どもが夕食後に宿題をやる1番のデメリットは「疲れ」と「眠気」です。
満腹になったり遅い時間帯になったりすると、1日の疲れや眠気に襲われ、宿題に取り組めなくなる可能性も。
疲れや眠気と戦いながら宿題をやっても、内容がしっかり頭に入りません。
「もっと早くやっておかないからでしょ!!」と怒ってしまうこともあります。
子どもが宿題に取り組むのが難しそうなら、無理せず睡眠を優先させましょう。
「夕食後」がおすすめな家庭は?
すべての用事を終わらせてから、じっくり宿題に向き合いたいなら「夕飯後」の時間帯がおすすめです。
食べた直後は血糖値や消化活動で集中力が低下するため、1~2時間経ってから取り組むのがおすすめ!
宿題をやる時間が遅くなればなるほど、眠気や疲れに襲われれる可能性が高くなるので、寝る時間も加味しましょう。
我が家は、17時半ごろに夕飯、18時半ころから宿題、終わったらお風呂に入って、20時半に就寝にしています。
小学生の宿題「朝」やるメリットやデメリット
その日のうちに宿題を済ませられなかったり、早起きが得意だったりする子どもは、朝の時間を活用するのがおすすめです。
しかし、寝起きが悪かったり、ギリギリに起きたりする子どもは向いていないかも。
小学生の宿題を「朝」やるのは、あなたの家庭に合う時間帯なのか?早速チェックしていきましょう!
メリットは「脳のゴールデンタイム」なこと
朝は脳がリセットされていたり、脳内物質が大量に分泌されたりする時間帯なので、やる気や集中力が高まっています。
脳が寝ている間にリセットされている朝は、新しいことをぐんぐん吸収できる状態!
アドレナリンやドーパミンなども大量に分泌されるため、やる気や集中力も高くなっています。
目覚めてからの約3時間は、脳が最も効率よく働く「脳のゴールデンタイム」と言われる時間帯です。
また朝は、学校に行く時間が決まっているため、「時間内に宿題を終わらせよう」という気持ちも高まりますよね。
「締め切り効果」を上手に利用できるのも、朝、小学生が宿題をやるのにおススメの理由です。
デメリットは、時間に追われていること
朝は親も子どももやることが多いので、しっかり宿題に取り組めないかもしれません。
朝は親も子どもも、家を出る時間までに済まさないといけないことがたくさんありますよね。
家事や身支度でで、朝の時間帯は目の回るような忙しさです。
そんななか、宿題に時間を使うのは難しいかもしれません。
子どもも、寝起きが悪かったりギリギリに起きたりするタイプだと、宿題をやるスイッチが入らないことも。
「締め切り効果」に関しては、子どもが「出された宿題を、終わらせるのにどれくらいかかるのか」を予測できないと上手に活用できません。
取り組んだのはいいけれど、学校に行くまでに間に合わなかったということも。
早くから起きていると、昼に眠たくなってしまい学校の勉強がおろそかになる可能性もあります。
うちの子は宿題をぐずるので、朝の忙しい時間帯にてきぱきとスムーズにこなすのは難しそう。
「朝」がおすすめな家庭は?
親も子どもも朝に強かったり、時間に余裕があったりする家庭は「朝」宿題をやるのがおすすめです。
以下のことを取り入れると、小学生のやる気や集中力がさらにアップするので、ぜひ試してみてくださいね!
起きてからの3時間のゴールデンタイムを宿題と出掛ける準備に当てられるように、起きてから家を出る時間は、2~3時間とっておくのがよいでしょう。
起きてすぐ日光を浴びると、網膜から光が入り、脳に覚醒を促すセロトニンが放出され、体のリズムが整いやすくなりますよ。
また朝スッキリ目覚めるためには十分な睡眠時間を確保することも重要。
小学生の推奨睡眠時間は9~12時間なので、朝早く起きるぶん、夜は早めに布団に入りましょう。
小学生の宿題いつやる?のまとめ
- 小学生の宿題をいつやるか迷ったときは、「帰ったらすぐ」「夕食前」「夕食後」「朝」から選ぶのがおすすめ
- 「帰ったらすぐ」宿題をやるメリットは時間と心に余裕ができること、デメリットは、帰宅後に遊びにったり、習い事があったり予定があると時間を確保できないこと
- 友達と遊んだり習い事に行ったりする予定がない場合は、「帰ったらすぐ」宿題をやるのがおすすめ
- 「夕食前」に宿題をやるメリットは、満腹より空腹のほうが、集中して取り組めること、デメリットは、家事をしながらだと、みてやれない宿題があること
- 遊びは優先させてあげたいけれど、宿題はなるべく早く済ませたい場合は、「夕食前」に宿題をやるのがおすすめ
- 「夕食後」に宿題をやるメリットは、親も子どもも時間に余裕があること、デメリットは疲れや眠気で宿題ができなくなってしまうこと
- 家事を終わらせてから、じっくり宿題に向き合いたい場合は「夕飯前」の時間帯がおすすめ
- 「朝」に宿題をやるメリットは、脳が最も効率よく働時間帯でやる気や集中力が高まる、デメリットは、忙しい時間帯なので、宿題にしっかり向き合えない
- 親も子どもも朝に強い、時間に余裕がある場合は「朝」がおすすめ
この記事では、小学生の宿題をいつやるのがいいのかメリット、デメリットを紹介しました。
小学生の宿題をいつやるかは、子どもの性格やライフスタイル、優先したいことを明確にして子どもと一緒に決めましょう。
一緒に決めれば子どもも納得し、自主的にその時間帯に宿題をしてくれるようになりますよ♪
低学年のうちに決めておけば、習慣化もしやすいです。
その日の体調や予定によって、それぞれの時間帯のメリットを上手く活用してみてくださいね♪
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