2025年10月9日放送のホンマでっかTVで、デジタル終活トラブルについて紹介されました。
教えてくれたのはデジタル終活のスペシャリストで弁護士の伊勢田篤史さんです。
デジタル終活トラブルとは?
デジタル終活トラブルとは、故人が生前に利用していたスマートフォンやパソコンなどに遺族が適切にアクセスできなくなり、管理や処分、解約などができず問題や困難が生じることです。
デジタル遺品の種類
デジタル遺品には以下のようなものがあります。
・ログインパスワードやユーザーID
・ネット銀行の暗証番号
・友人や知人の連絡先
・写真
・SNSアカウント
・契約中のサブスク
デジタル終活トラブルが起こった場合
故人のデータを解析や復旧するために専門の業者が必要になります。
パスワード解除はキャリアショップに持ち込んでも対応してくれないそうです。
専門業者に頼むと費用は20~50万ほどかかり、解析時間も場合によっては半年から1年かかってしまうことも。
残された家族に迷惑がかかってしまいます。
自分しか分からない情報は生前から家族で共有しておきましょう。
デジタル終活トラブルを防ぐ対処法
パスワードなどを書いたスクラッチカードを作っておくのがおすすめです。
生前に共有するのが難しい場合は、伝える仕組みを作っておきましょう。
スクラッチカードの材料
用意するものは以下の3つです。
・硬い紙
・ボールペン
・テープ状の修正液
スクラッチカードの作り方
1)紙にパスワードなどを書きます。
2)修正テープで隠します。
3)見る時はコインで削ります。
→紙に「コインなどで削ってください」と書いておくと分かりやすいですよ。
4)家族で置き場所や使い方を共有しておきましょう。
このカードがあれば、もしものことがあった時に残された家族が個人情報を確認できるようになります。
デジタル終活トラブルのまとめ
デジタル終活トラブルについてまとめました。
デジタルな情報は本人しか分からないことが多いので、残された家族が困ることも。
迷惑をかけないように情報を共有しておきましょう。

