ゲンキの時間【腰痛の原因が分かるチェックリスト!】目に見えない腰痛4つのタイプとは?

見えない腰痛 美容

2025年7月27日放送の健康カプセルゲンキの時間で、原因不明の腰痛のタイプが分かるチェックリストが紹介されました。

教えてくれたのは腰痛患者の治療を行う山口大学の医学博士鈴木秀典さんです。

見えない腰痛とは?4つタイプを紹介

X線やMRIなど画像では判断できない腰痛を【見えない腰痛】といい、4つのタイプがあります。

①椎間関節性腰痛
②椎間板性腰痛
③筋筋膜性腰痛
④仙腸関節性腰痛

見えない腰痛は原因が筋肉や神経にあるため、画像で発見するのは難しいそう。

見えない腰痛は、腰痛の8割を占めているそうです。

腰痛の原因をチェックするリスト

あなたがどのタイプに当てはまるのが分かるチェックリストを紹介します。

以下の質問の中で多く当てはまるものが、あなたの腰痛のタイプになります。

1)座った姿勢から立ち上がる時に痛みを感じる
2)上体をそらした時に痛みがでる
3)仰向けに寝るのがつらい
4)仕事や趣味で重いものを持つことが多い

5)洗面台で顔を洗う時など中腰で前かがみになると辛い
6)上体を反らすと痛みがラクになる
7)柔らかいソファーに座るのが苦手
8)10年前に比べて10㎏以上太った。

9)腰をねじると痛みを感じる
10)ぎっくり腰をよく経験する
11)長時間のデスクワークをしている
12)痛い部分を押すと痛みを感じる

13)お尻のあたりを押すと痛みを感じる
14)ベッドで片足を垂らし逆の足を抱えるとお尻が痛い
15)あぐらの姿勢をとるのが辛い
16)無意識に痛い方のお尻を浮かせて座っている

1)〜4)が多かった場合は、①椎間関節性腰痛である可能性が高いです。

5)〜8)が多かった場合は、②椎間板性腰痛である可能性が高いです。

9)〜12)が多かった場合は、③筋筋膜性腰痛である可能性が高いです。

13)〜16)が多かった場合は、④仙腸関節性腰痛である可能性が高いです。

椎間関節性腰痛の原因について

椎間関節性腰痛の原因は、椎間関節の変形です。

見えない腰痛のなかで1番多いタイプです。

以下の2つのことが椎間関節の変形を招きます。

・加齢
・腰に負担がかかる動きや姿勢

椎間関節が変性してしまうと関節同士がこすれて痛みを感じてしまいます。

質問1)~4)は椎間関節に負担をかける代表的な動きなんだそうです。

椎間板性腰痛の原因について

椎間板性腰痛はの原因は、痛んだ椎間板(骨と骨の間にありクッションのような役割をする)に圧がかかることです。

以下の2つのことで椎間板に負担がかかり変性してしまいます。

・加齢
・肥満

椎間板の機能が低下すると、前かがみの姿勢で椎間板に圧がかかり、炎症を起こしたり神経に触れて痛みが生じてしまいます。

筋筋膜性腰痛の原因について

筋筋膜性腰痛の原因は、背中から腰にかけての筋肉の凝りです。

背中から腰(骨盤上部の筋肉の付着部)の筋肉が硬くなると、血行が滞って痛みを引き起こします。

触ると固くなっていたり、痛みがでる場合は筋筋膜性腰痛である可能性が高いです。

またぎっくり腰になりやすいのも筋筋膜性腰痛です。

ぎっくり腰の原因は腹筋や背筋の筋力低下。

腹筋や背筋の筋力が低下すると腰の筋肉が緊張を引き起こし腰痛に。

一瞬力がぬけた時にしっかり腰を支えられないため、ぎっくり腰を起こしやすくなるとのことです。

仙腸関節性腰痛の原因について

仙腸関節性腰痛の原因は、股関節や腰椎の動きや柔軟性の低下です。

股関節がうまく動かないと、本来はあまり動かない仙腸関節のじん帯に負担がかかります。

結果仙腸関節に炎症がおき、痛みを感じるようになってしまうそうです。

出産や妊娠で骨盤が開きやすい女性に多いとのことです。

痛む場所は腰よりちょっと下で座るときにあたる場所だそう。

仙腸関節性腰痛は痛みの場所が分かりやすいそうです。

まとめ

見えない腰痛の4つのタイプをチェックできるリストや原因について紹介しました。

腰痛のタイプは1つだけでなく、複数のタイプが混ざっていることも多いそう。

あなたのタイプと原因が分かったら、改善法もチェックしてみてくださいね。

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