2025年7月29日放送のあさイチで、靴のニオイを簡単に軽減出来る方法が紹介されました。
教えてくれたのは、体臭対策をメディアでも発信している臭気判定士の松林宏治さんです。
靴のニオイの原因は?
靴のニオイの原因は、イソ吉草酸です。
イソ吉草酸とは、足の裏の皮脂や角質が分解されてできた物質。
年齢性別に関係なくどんな人でも発生します。
靴のニオイを軽減する方法
靴のニオイを軽減する方法を3つ紹介します。
①重曹水と天日干しする方法
②水とドライヤーを使う方法
③10円玉で靴のニオイを軽減する方法
①重曹水と天日干しする方法
酸性のイソ吉草酸をアルカリ性の重曹水で中和する方法です。
また重曹には吸着効果があるので、中和だけでなくニオイ分子の吸着もおこなってくれます。
天日干しに時間がかかるので、替えの靴や時間に余裕がある場合におすすめな方法です。
<材料>
スプレーボトル
水:500㎖
重曹:10g
<やり方>
1)スプレーボトルに水と重曹を入れ混ぜます。
2)靴に数回プッシュします。
3)1日天日干しします。
→濡れたまま履くと逆に菌が増えてしまうので注意してくださいね。
この方法を番組でおこなってみた結果、臭気強度(2,5以上は臭うと判定)は3から1,5まで減少していました。
②水とドライヤーを使う方法
靴にしみついた臭い物質を水分でコーティングし、ドライヤーの熱風で吹き飛ばす方法です。
天日干しをする時間がなかったり、すぐ靴を使いたい人におすすめです。
<材料>
スプレーボトル
水
ドライヤー
<やり方>
1)靴にスプレーに入れた水を数プッシュ吹きかけます。
2)濡れたところをドライヤーで乾かします。
ドライヤーで乾かすときにしみこんだニオイが揮発して出てくるので、けっこう臭うそうです。
窓をあけるなどして充分に換気してから行ってくださいね。
この方法を番組でおこなってみた結果、臭気強度(2,5以上は臭うと判定)は2,5から1,5まで減少していました。
③10円玉を使う方法
革靴など水を使えない靴は、10円玉を使うのがおすすめです。
十円玉は銅でできています。
銅の銅イオンには除菌や抗菌の効果があり、ニオイの原因となる菌の増殖を抑えてくれます。
<材料>
10円玉:中敷が埋め尽くされるくらいの枚数
なるべく新しいものを使うほうが効果的とのことです。
<やり方>
1)靴に十円玉を入れます。
→中敷が見えなくなるくらい平らにまんべんなく敷き詰めるのがポイントです。
2)1日おきます。
→効果をだすには最低でも1日おく必要があるとのことです。
ニオイがしみついていて強い場合はより時間を置きましょう。
この方法を番組でおこなってみた結果、臭気強度(2,5以上は臭うと判定)は3から2まで減少していました。
たくさんの10円玉を使うのが面倒ならこちらがおすすめ
まとめ
靴のニオイを軽減する方法についてまとめました。
持っている材料や時間などを加味して、あなたに合ったやり方で行ってみてくださいね。