2025年10月15日放送のあさイチで、朝におすすめな泡洗顔のやり方が紹介されました。
教えてくれたのは皮膚科医の慶田朋子さんです。
朝の洗顔水だけはNG!
朝の洗顔を水だけで行うのはNGです。
夜寝ている間には、過酸化脂質といわれる物質が分泌されます。
過酸化脂質は炎症など肌に悪影響を引き起こし、将来的にしわやしみにつながってしまいます。
朝お湯や水だけで顔を洗うと、1割程度しか過酸化脂質を落とせません。
朝にできるだけ細かい泡で洗顔を行えば、過酸化脂質をほぼ落とすことができるそうです。
細かい泡で洗うのがいい理由
細かい泡で洗うほうがより皮脂を落とすことができます。
粗い泡は油を吸い込むことができませんが、細かい泡を油分にくっつけると泡と泡の間に油が吸い込まれていきます。
より皮脂を落とすことができるので洗顔に適しています。
泡洗顔のやり方
泡の量や泡を乗せる順番、すすぐお湯の温度に注意して行いましょう。
泡の量
泡の量は片手にこんもりのるくらいでOKです。
泡洗顔のやり方
1)顔をぬらした後に、皮脂が多いTゾーン→頬やあご→全体の順で乗せましょう。
2)顔全体に広がったら、くるくるせずに優しくポンポン押さえる感じでなじませます。
物足りなく感じるかもしれませんが、泡が汚れを吸着してくれるので大丈夫です。
3)人肌以下のぬるま湯(33℃前後)でこすらずに洗いながしましょう。
水かなお湯かな?と感じるくらいの温度がいいそうです。
温度が高いと皮脂を取りすぎ乾燥を招いてしまいます。
泡洗顔おすすめ洗顔料は?
乾燥肌、敏感肌用のものや泡ででてくるタイプの洗顔料を使うのがおすすめです。
洗顔料に含まれている保湿成分は残すためにではなく、洗うときに奪い過ぎないようにするためのものだそう。
洗い流したあとにつっぱるかつっぱらないかで乾燥しているか判断しましょう。
突っ張るようなら、こすりすぎか洗い方に問題がある場合が多いそうです。
肌の乾燥が気になる人向けに番組内でおすすめされていた商品を紹介します。

まとめ
朝洗顔のやり方についてまとめました。
肌にはよいものをを与えることばかりに目がいきがちですが、落とすことも大事。
しっかり落としてリセットしてかないと、肌にいいものは入っていきません。
洗うことを見直すと、肌はすごく変わっていくそうです。
簡単で安上がりな方法なので、洗顔料を使った朝の泡洗顔、ぜひ試してみてくださいね。